先日お客さんの自宅に、
1本の電話があったそうです。
相手は某生命保険会社の代理店。
「医療保険の新しいパンフレットができたので案内したい」
電話口の若い男はそう言ったそうです。
少しだけ話を聞いてみると、、、
・昔の医療保険は初日から保障されない
・今は2泊3日・3泊4日の入院が多い
・コロナで自宅療養した場合も保障される
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僕の答えは、、、
「全然違いますね~」でした。
たしかにその男の言ったことは事実。
そこを否定するつもりはありません。
では、いったい何が全然違うのか?
それは、、、
“保険の本質”についてです。
「初日から保障されない」
「短期入院が多い」
なにか問題でも?
短期の入院など、手元の現金でどうにかなるでしょう。
どうにかならない生活のレベルなら、今すぐ現金を貯めるべきです。
保険料を払っている場合ではありません。
「そうそう起こらないけれど、万一起きた時に金銭的な負担がヤバい」
そういったことにこそ、
保険をかけるべきなのです。
会社のパンフレットに書かれていることを、
疑いもなく吹聴して回る。。。
とても残念に思います。
今から20年くらい前の医療保険だと、
「1入院で365日保障」が多かったんです。
なかには730日保障というのもあったくらい。
(にもかかわらず保険料が安かった!)
それが今は「入院の短期化」を理由に、60日保障が主流になっています。
なぜか?
保険会社からしたら、支払いのリスクを減らしたいからです。
1年も2年も保障しなければいけない契約より、2ヶ月の保障の方が負担が軽くなるということ。それが裏の顔です。
表の顔(パンフレット)にだまされないよう、お気をつけください。
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