信用できる保険屋の見分け方

コロナ禍で変わる保険営業

前に、保険は誰から(どこで)契約するのか?と尋ねたことがありました。今ではインターネット経由で24時間365日いつでも申し込める「ネット保険(オンライン保険)」が存在しますが、その一方で担当者から加入する対面形式もありますよね。

ネット保険が始まってから10年以上経ちますが、5Gの時代になってもまだまだ主流となるところまではいっていないというのが現状でしょう。ただ、新型コロナウイルスの影響で非対面の環境を取らざるを得なくなったので、追い風に吹いているのはまちがいありません。

対面形式を前提としていた営業活動も例外ではなく、各社こぞってオンライン環境への切り替えを模索している最中です。極力、人と会いたくない僕としては、今後この流れが加速していってほしいと思っています 笑。

それでもネット保険が台頭しない理由

ところで、ちょっと聞きますが、保険ってむずかしいですかね?

「健康な人から集めたお金を健康でない人に回す」という実に単純な仕組みなんですけど、なじみのない用語ばかりなのがネックなんですよね~。たとえば、保険料と保険金。保険に携わったことがある人なら瞬時に回答できる(できないと非常にマズイ)んですが、普通の人はあれ?ってなると思いますよ。

ネット保険が台頭せず従来のヒトを介した加入が主流なのは、こういうところに原因があるんじゃないかと考えています。もちろん、調べればわかるんですけど、本当にこれで良いのかなぁって不安になる時はあるんじゃないかと。ましてや、保険ってすぐに使うもんじゃないし(使わないのが一番良い)、いざお金をもらおうとした時に「この契約ではお支払いできません」と言われることを想定したら、なかなか自己完結はしにくいですよ。

だから、専門的な知識を持った人に相談することは決して恥ずかしい行為ではありませんし、むしろ素直に聞いてほしいと思います。

信用できる担当者の見分け方

ただ、気をつけなければいけないのが、あなたの素直さにつけ込んでくる人間が存在するということです。

あなたのためを想って言ってくれているのだと思っていたら、実は売りたいがための猛烈アピールだったなんてことは日常茶飯事に起こります。見た目がカッコ良くてもキレイであっても、200円の腐ったキャベツを2,000円で売りつけてくる輩は存在します。少数派だと思います?実態は全然違いますから!

では、信用できる担当者はどうやって見つけたら良いのか?

簡単な方法をひとつ紹介すると、「担当者自身が加入している保険の中身を見せてもらうこと」なんです。中身を見せてもらうというのは、保険証券を見せてもらうということです。「△△さんはどんな保険に入ってるんですか?」って聞けば良いんです。これはすごく効きますよ。

誠実な担当者なら、「はい、これです」とスッと出てきます。さらに信用に足る担当者なら、話している内容と加入している保険の中身がいっしょになるはずです。ここで口ごもったり隠そうとする担当者はダメですね。腐ったキャペツと知っていて売りつけようとしている可能性が高い。

もうね、この業界には相談者の無知につけ込んだ不遜な輩がはびこっているんですよ。本当に腹が立ちます。そして、担当者自身が無知なケース。キャベツが腐っているのを知らないというね。そんなことあるの!?と思うかもしれませんが、これが「60年遅れた業界」の実態なのです。

その被害者になってしまったら、お金を泣く泣くドブに捨てるようなものですよ。


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