はじめに
令和時代の生命保険の見直しについてのポイントや背景となる考え方をざっくばらんに綴るサイト『令和時代の生命保険の賢い見直し方』へ、ようこそ。業界の裏話や変遷なんかも織り交ぜながら、保険について、シンプルにわかりやすく伝えていきたいと思っています。
僕は、「3年以内の離職率が70%以上」と言われる超ブラックな業界において、足かけ9年の間、営業をしてきました。見直しなどの新規契約だけでなく、死亡保険金や入院・手術の給付金の支払いなど(保全手続きといいます)を数多くこなしてきたからこそ、わかることがたくさんあります。(生命保険だけでなく損害保険も扱っていたので、その辺の小僧小娘よりは保険の実務に精通していると自負しています)
サイト立ち上げの経緯
トホホな保険屋さん
サイト名の由来は、読んで字のごとく、保険と世直しを掛けたものです。
「保険で世界を救う」「保障は愛です」「あなたのそばにずっと寄り添う」・・・なんてことはこれっぽっちも思っていません。標榜している会社もそうだし、真に受けてしまっている営業マンも、何にも考えてない証拠でしょう。
普通に考えてみて、大好きな人に言われるのならまだ冗談で笑い返せるけど、見ず知らずの人に言われたら、気持ち悪くないですか?そのうえしつこかったら、もう人として底辺じゃないですかね?・・・それなのに、壊れた拡声器のようにそれを連呼し続けるから、避けられ嫌われてしまうです。
悪いのは誰?
でも、いつか人は死ぬし、実際に病気になったり事故に遭ったりするのは隠しようのない事実なんです。もちろん、確率でいえば微々たる数字かもしれないけれど、だからといって自分あるいは家族や親しい友人が、そういう目に合わないとは言い切れない。だから、「保険は不要」「保険なんて入るだけムダ」のようなことを聞くと、それは絶対に違うだろうと思うわけです。
保険という仕組み、単純だけどすごい機能だし超合理的なんですよ(これは僕の本心)。生きていくうえで、それを利用しない手はないと思うんですね。
ただ僕が感じているのは、保険を売る側(保険会社や外交員)と買う側(あなた)の間に、大きな溝ができてしまっているということ。溝というのは、「会いたくない」「顔も見たくない」というような感情的な面もあれば、「よくわからない」「言われるがままに入る」というような知識的な面もあります。このサイトを立ち上げたのは、その溝に光を当てて橋渡しをしたかったから。だから、”世直し”(世の悪い事柄を善くする)、なんです。
おことわり
あらかじめ断っておくと、このサイトに書かれている内容は、あくまで僕の保険観に基づくものです。したがって、特定の会社や組織に依拠しているわけではありません。
逆にいうと、昨今は特定の会社や組織に依拠している記事やコメントがやたらと溢れている状況なので、そういったしがらみのない一個人(といっても筋金入りの)の思いを伝えたかったからなんですよ。
ファイナンシャルプランナーがその典型で、独立してやってる人ってあまり見たことがない。大概は、どこかの保険会社や証券会社あるいは不動産会社などに所属して(もしくはそこからお金をもらって)いるのが実情なんです。ということは、自然とそこの業界を慮った発言になる。こういうのをポジショントークと言いますが、これを真に受けてしまったら、彼らの格好の餌食になってしまうわけです。(もっと突っ込んだ話をすると、新聞やテレビといったいわゆるマスコミも同じですよ)
このサイトの記事の一つ一つが、そこに気づいてもらえる良いきっかけになれば、本当にうれしいです。
それを目標にコツコツと書いていくことにします。それでは。
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