【つみたてNISA初心者は必読】投資先の選び方

都心部では緊急事態宣言が延長になってしまいましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?ワクチンの接種人数も段々と増えてきているので、1年前よりはコロナショックの回復の兆しが見えてきているのかなぁという気がしています。

先日お客さんから、「つみたてNISAを始めたいんだけど、投資先はどうしたら良いの?」という質問をいただきましたので、今日はそれについてお伝えしますね。

要旨

投資先についてあれこれ悩むなら、とりあえずは「米国株」から始めましょう。この先長い付き合いになるんですから、修正は後からいくらだってできます。そして何よりも、悩む時間がもったいないです。

とりあえず、米国株。

飲み屋さんでよくあるのは「お先にドリンクお伺いします」「とりあえず、生(ビール)で」という流れ。入店して真っ先にドリンクメニューをあれこれ探さないですよね?団体の場合もいっしょで、「とりあえず生6つと、ウーロン茶1つ」というようにパパッと決まると思います。だって、みんな早く飲みたいですもんね。

今回の話に限らずですが、何かを始める時にはこの「とりあえず」が大事なんです。

たしかに、どこにどれだけ投資するか(アセットアロケーション)と、何にどれだけ投資するか(ポートフォリオ)を始めにきちんと決めましょう・・・というのが、教科書通りの答えです。

まずは「株式」と「債券」で考えて、次に「国内」か「外国」なのかを決めます。つまり、投資先としては、国内株式・外国株式・国内債券・外国債券の4つに分かれます。それぞれ均等に投資することもできますし(25%ずつ)、国内を低くして外国にウェイトを置くこともできます。決めるのは自由です。(「自己責任」と云われるのはこういう理由からです)

・・・とまぁ、こんな具合にやっていくとなかなか結論が出ないんですよ。「やっぱりもう少し勉強してからかな」「自己責任なんて怖いこと言わないでよ」なんて考え出すと、動けなくなってしまいます。ここ大事です。なので、とりあえず米国株から始めたら良いんじゃないかなと思います。
修正するのは後からいくらでもできますから。とりあえず、始めるのが先決です。

米国が強い理由

GAFAM(Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoftの略称)は、みなさんご存じですよね?最近ではそこにNetflixも加わります。一方で、NEC, Fujitsu, TOSHIBA, Panasonic・・・このあたりはどうでしょう?日本では「大企業(あるいは一流企業)」と言われているのであたりまえかもしれませんが、実は世界ではそうではないんですね。SONYだって誰もが知っているかと言われると、そうではないんですよ。要は、世界からすると知名度がない。昔はすごかったんでしょうけれど。

GAFAMのように、世界中でみんなが知っている企業の株価はどんどん上がっていきます。アメリカ国内の経済成長が少々鈍くても、世界中からお金が集まりますからね。これにたいして、日本はどうでしょう?高齢者が増えて、人口は徐々に減っていく状態です。税金が増えることはあっても、所得が増えることはありません。真逆の環境なんですよ。

次なる経済大国は?

インド、でしょうね。もともと人口が多い国でもあるし、テクノロジーの分野に強いんですよ。数字の「ゼロ」を発明したのはインドだし、理系のルーツがあるんですよね。僕らが普段使っているアラビア数字(1,2,3など)だって、インド数字が発祥ですから。

今、この国の優秀な人たちがアメリカなど海外にたくさん留学しているんですよ。そこで勉強して知識を習得して、故郷に帰るというわけです。(インターネットがあるので、別に帰る必要はないかもしれませんが)

似たような話は、かつての中国にもありましたよね。短期間のうちに押すも押されぬ経済大国になれたのは、そういった背景があるんです。

それなら、中国だって投資先としては魅力的なんじゃないかと思われるかもしれませんが、まぁ危なっかしいですよね。一党独裁国家だし、人民元だってこの先どうなるかわかりませんから。昨日まで白だったのが、今日から黒に変わるなんて日常茶飯事ですからね。ルールもへったくれもあったものじゃないんですよ。やっぱり、民主主義国家であることが大前提になります。

金運と行動力

ちなみに、冒頭の質問をいただいたお客さんなんですが、僕の記事を読んで「すぐにやらねば!」と感じて、資料を取り寄せたそうなんです。僕の記事が役に立ったみたいで、すごくうれしかったです。それと同時に、きっとこの人は大丈夫だろうな~と思ったし、そういう人と関わっていきたいなぁと感じました。

資料を取り寄せる・専門家の話を聞く、これって実は大きな一歩なんですよ。簡単なことなのに、やらない(できない)人の方が多いんです。やるかやらないか判断するのはその後の段階なのに、はじめから自分で塞いじゃってますよね。

行動力って、こういう小さな一歩の積み重ねなんだと思います。そうしてると、知らず知らずのうちに学習しているし、知識も付いてくるんですよね。だから、決断力も磨かれてくると。これって、金運に直結することだと思いますね。

というのは、天からお金が降ってくることって基本的にないですから。昨年、国民全員に「定額給付金」なる一律10万円の支給がありましたけど、あれは経済政策の一環でやってることなんで、そうそうお目にかかれるものではありません。(政策的には再度やっても良いと思うんですが、なにぶん日本は緊縮病なので・・・)

そう考えると、自分で決断してやっていくしかないんですよ。お金を増やすのも守るのも、すべて自分自身。そう思って行動する人に、金運というのは付くんじゃないかなぁと思います。


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