以前とは違い、転職があたりまえの時代になりました。かくいう僕も二度の転職を経て、今に至ります。退職届の提出や年金や健康保険の手続き、場合によってはハローワークへの失業届など、やることがたくさん出てきます。
生命保険も例外ではなく、転職のタイミングできちんと見直しをしておくのが大切です。
要旨
転職の際、保険の見直しは必須の作業です。時間を作ってきちんと行いましょう。大事なのは「決断する」ことです。続ける・やめる・入り直すのうち、どれを選択するのかしっかり判断しましょう。
公的保障との兼ね合い
そもそも、生命保険は、公的な保障や預貯金ではまかなえない部分を補填するものです。会社員・公務員・自営業では、それぞれの公的保障が異なります。特に、自営業者の場合、厚生年金や会社独自の福利厚生制度などはありませんから、会社員や公務員と比べて保障の部分がどうしても手薄になります。
生活環境が変わり、慌ただしい日々の中で時間のやり繰りがしにくいかもしれませんが、そこはひと呼吸おいてきちんと保険の見直しの時間をつくるべきです。
選択肢は3つ
保険の見直しのコツは、「決断する」ことです。ずっと考えていても悩んでいてもダメなんです。あなたが決断しないといけない。
「保険の見直し」と聞くと、古い保険を解約して新しい保険に入るイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。選択肢は3つあるのです。それは、続ける・やめる・入り直す、です。
「続ける」というのは、現在の契約を継続することです。契約内容に変化はありませんが、その保険を続けることを決断できたというのは、保険の見直しの立派な成果だと思います。そして、「やめる」は解約で、「入り直す」は新たに別の保険に加入するということです。
保険は継続してこそ意味がある
転職した後の収入状況はとても大事なポイントです。収入がアップすれば問題ないのですが、以前の会社で貰えていたボーナスが少なくなるなど、収入ダウンの可能性も頭の片隅に入れておかなければなりません。
保険は継続してこそ意味がありますので、先行きが不透明ならムリをせず、まずは支払える範囲の保険料で保険を設計するのが賢明です。
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