このサイトについて

ほとんどの人は、保険に入る時に「値札(一生涯でいくら払うことになるのか)」の確認をしていません。私が行っているオンライン個別相談では、保険の「値札」をきちんと計算して、保険選びで大損しない方法をお伝えしています。その結果、無駄な保険料の削減ができて、家計の資産を増やすことができるようになります。

このサイトは、外資系生命保険会社の元営業マンで、現在は「シンプルな家計づくり」をモットーにするFP・荒井崇志が、令和時代の生命保険の見直しについてのポイントや背景となる考え方などを綴るブログです。

僕は、「3年以内の離職率が93%」と言われる超ブラックな業界において、足かけ9年の間、営業をしてきました。見直しなどの新規契約だけでなく、死亡保険金や入院・手術の給付金の支払いなど(保全手続きといいます)を数多くこなしてきたからこそ、わかることがたくさんあります。業界の裏話や変遷なんかも織り交ぜながら、保険について、シンプルにわかりやすく伝えていきたいと思っています。

サイトの由来

サイト名の由来は、読んで字のごとく、保険と世直しを掛けたものです。「保険に入っておいて良かった」と心から感謝されたことが幾度となくあります。僕自身、生きていくうえで保険には大事な役割があると感じています。だからこそ、そこにお金をかけます。

とはいえ、「保険で世界を救う」「保障は愛です」「あなたのそばにずっと寄り添う」・・・なんてことはこれっぽっちも思っていません。そういうことを標榜している会社もそうだし、真に受けてしまっている営業マンも、何にも考えてない証拠でしょう。

普通に考えてみて、大好きな人に言われるのならまだ冗談で笑い返せますが、見ず知らずの人に言われたら、気持ち悪くないですかね?僕はイヤですよ。そのうえしつこかったら、もう人として底辺のレベルじゃないでしょうか?・・・それにもかかわらず、壊れた拡声器のようにそれを連呼し続けるから、避けられ嫌われてしまうのです。

保険は大事

でも、人はいつか死ぬし、実際に病気になったり事故に遭ったりするのは隠しようのない事実なんです。もちろん、確率でいえば微々たる数字かもしれないけれど、だからといって自分あるいは家族や親しい友人が、そういう目に合わないとは言い切れない。だから、「保険は不要」「保険なんて入るだけムダ」のようなことを聞くと、それは絶対に違うだろうと思うわけです。

保険という仕組み、単純だけどすごい機能だし超合理的なんですよ(これは僕の本心)。生きていくうえで、それを利用しない手はないと思うんですね。

ただ僕が感じているのは、保険を売る側(保険会社や外交員)と買う側(あなた)の間に、大きな溝ができてしまっているということ。溝というのは、「会いたくない」「顔も見たくない」というような感情的な面もあれば、「よくわからない」「言われるがままに入る」というような知識的な面もあります。このサイトを立ち上げたのは、その溝に光を当てて橋渡しをしたかったから。だから、保険の”世直し”(世の悪い事柄を善くする)、なんです。

ご留意いただきたいこと

このサイトで書かれているのは、あくまで僕の保険観に基づくものです。したがって、特定の会社や組織に依拠しているわけではありません。また、商品ごとに詳細な解説をしようとも考えておりません。そういう情報は各社のホームページで確認してください。

実際中にいたから身に染みてわかるんですが、保険業界というのはものすごく閉鎖的でずっと遅れた業界なんですよ。60年くらい遅れてる 笑。例えば、書類ひとつ渡すのに、郵送じゃなくて手渡しするとかね。あんたら飛脚かよって話。それしか方法がないと思い込んでいて、頭ガチガチなんですよ。だから、少しでもとんがったことを言うと潰しにかかるのです。同業同士でホント醜いです。

このサイトにもそういう声が届くかもしれないけど、僕には関係ないんでね。だって、「同業」じゃないから。もしかしたら、これを逆手にとって「素人の意見を聞いちゃいけない」「私たちプロの意見を聞くべきだ」っていう輩も出てくるかもしれない。でも、それは無理なんだな~。なぜなら、僕は素人じゃないし、そこにいないからこそ認識できている事がしっかりとあるから。

令和の時代に、一人でも多くの方が「生命保険の賢い見直し方」を実行し、ストレスなく幸多き日々を過ごされることを祈っています。